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放課後児童クラブ るーむず(相模つばさ幼稚園)様

使い勝手の問題で他のシステムから
「バスキャッチ・学童保育支援システム」に変更。
保護者からも「変えてもらって良かった」といわれています。

放課後児童クラブ るーむず(相模つばさ幼稚園)副園長 平本大輔様

放課後児童クラブ るーむず(相模つばさ幼稚園)は2021年9月に神奈川県相模原市にある、相模つばさ幼稚園を母体に開設されました。「遊び」と「学び」のどちらも大切に子どもたちと接しているるーむずでは、一時期、他のシステムを導入して利用していました。2022年9月に「バスキャッチ・学童保育支援システム」に変更された理由、導入効果、工夫している点などについて、放課後児童クラブ るーむず、 相模つばさ幼稚園 副園長の平本大輔様にお話を伺いました。


「遊び」と「学び」のどちらも大切に

放課後児童クラブ るーむず(相模つばさ幼稚園)について教えてください。

放課後児童クラブ るーむず(以下るーむず)の母体である相模つばさ幼稚園は、設立51年目の神奈川県相模原市中央区にある幼稚園型認定こども園として運営しています。
るーむずは2021年9月にスタートした放課後児童クラブです。もともと相模原市から児童クラブ設置のオファーは来ていました。ただ、自分自身の小学校時代は児童クラブを利用せずに下校して自宅に帰っていましたので、どういうものかはわかりませんでした。正直なところ、自分の子どもが小学校に上がるタイミングがきっかけとなり、検討を始めました。幼稚園をやっていますので、教室や園庭などの場所はありますしバスもある、いろいろ使えるものもあります。準備期間を経てオープンしたのが2021年9月です。

るーむずは民間児童クラブになりますが、どのような方針で運営されていますか。

幼稚園として預かり保育を行っていますので、その延長線で考え、利用の敷き居をできるだけ低くしようと思いました。ですので、就労している保護者だけではなく、保護者自身のリフレッシュも含めた一時的な利用も可能としていますので、就労(内定)証明書は必要ありません。登録しておいてもらえれば、1年に1回だけの利用も可能です。
卒園後も利用してもらえるといいな、と思って始めましたので、最初は卒園児だけでした。現在は市内外に関わらず、小学校に就学しているすべての児童を対象としています。3分くらい歩けばお隣りの町田市に入りますので、町田市の児童も利用しています。定員は1日20名で、利用する児童は、平日は1年生から4年生が多く兄弟での利用もあります。長期休暇だと6年生まで利用しています。

るーむずでは「遊び」と「学び」のどちらも大切にしています。最低限の宿題の時間は確保していますが、それ以外は児童にとって苦痛と感じることのないよう活動内容は常に工夫をし、より良い活動ができるよう取り組んでいます。曜日毎に活動プログラムを設定し、活動内容から利用日を選択することもできます。また、幼稚園で行っている園内課外活動と併用もできます。園内で可能なのは英会話(月)、ECC(火)、ジャクパ新体操教室(水)、ジャクパ体操教室(金)を園児だけでなく児童向けにも実施しています。
母体である相模つばさ幼稚園の教育方針に準じ、園外活動(課外活動)にも積極的に取り組んでいます。長期休暇の期間になりますが、江ノ島水族館や多摩動物公園などから近隣の公園、ボウリング、プラネタリウムなどにも出かけています。

平日のるーむずでの過ごし方を教えてください。

通常だと15時くらいにるーむずに帰ってきますので、まず宿題をやってもらいます。その後、15時30分くらいから、のんびりとおやつ休憩をして、自由遊びになります。外で遊べるときは外で遊びますし、室内ではパズルなどをしたり、ホールが使えるときはドッジボールもします。相模つばさ幼稚園では学年など関係なしに一緒に遊んでいますので、そのスタイルを崩したくないと考えています。るーむずでも学年は関係なしに1年生から6年生まで一緒に遊んでいます。中には幼稚園にいる兄弟と一緒に通っている児童もいます。保護者がるーむずの児童と幼稚園の預かり保育とを一緒に迎えに来ることも多々あります。
また最近は兄弟が少ない児童も多いので、るーむずで異年齢と遊ぶことで、お兄ちゃんや弟がいるってこんな感じなのかな、という経験をしてもらえるといいですね。

るーむずの課外活動風景

他のシステムからバスキャッチ・学童保育支援システムに変更

るーむずではVISH株式会社のバスキャッチ・学童保育支援システムを2022年9月から導入して活用しています。導入のきっかけを教えてください。

2019年頃から他社のシステムを導入し使用していました。たまたま営業に来られて、いいなと思い導入したのですが、導入直後から周囲に「導入するならバスキャッチがいい」と言われたんです。あれっ失敗したかな、と思いましたが3年以上使用しました。
使用してみると連絡が上手くいきません。お知らせも上手く出せなかったり、保護者からの連絡も上手く受けられなかったりしました。システムそのものは幼稚園向けのものなので、放課後児童クラブには向かないとかなと思っていました。Googleフォームも使用していましたが、便利だけれど万能ではありません。

そんなことで困っているときに幼稚園関係の知り合いが、バスキャッチならこんなことからこんなことまでできるよ、と教えてくれました。その方の園に伺って実際のバスキャッチの管理画面なども見せてもらいました。

「るーむずと相模つばさ幼稚園で共に導入しました」と副園長の平本大輔先生。

そのとき使用していたシステムとバスキャッチを比較すると、そのシステムの方がわかりやすいと感じていました。ただ、わかりやすい分だけ機能も単純で、いろいろな集計を取る作業は、逆に使いにくかったし、お知らせも出しにくかったんです。
「バスキャッチなら、こんな風にできるよ」と、お知らせや保護者との連絡、何かの集計方法などを、知り合いに教えてもらいました。
自園内でも確認してみたら、事務員が以前の勤務先でバスキャッチを使っていたこともわかりました。

そこでまずるーむずで活用してみて、使い方に慣れたら相模つばさ幼稚園でも活用しようと考えました。るーむずで2022年9月から活用を始め、相模つばさ幼稚園では2023年4月からバスキャッチの活用を始めています。


保護者から「変えてもらって良かった」の声

現在、バスキャッチ・学童保育支援システムのどのような機能をお使いですか。

利用申し込みをメインで活用しています。あとはイベントなどのお知らせ、活動報告、アンケート機能を使ってのイベントへの参加アンケートなどです。一度にいろいろな機能を使ってしまうと、自分たちがわからなくなる恐れがありますので、ある程度活用する機能を集約しています。
入退室打刻機能も使っていますが、児童が来たときに専門指導員が打刻しています。相模つばさ幼稚園の預かり保育でも入退室打刻機能を使っていますが、打刻用に2台のタブレットを用意すると、利用者にはわかりにくくなってしまうので、幼稚園のみがタブレットを使用して保護者に打刻してもらっています。

学童保育支援システムの導入時期は年の途中でしたが、保護者から疑問などは寄せられませんでしたか。

逆に変えてもらって良かった、と言われました。それまでは連絡を口頭で伝えたり、紙媒体でのやり取りがあったり、Googleフォームのメールが開けなかったり迷惑メールに入ってしまうなど、連絡の行き違いみたいなこともありました。

それが学童保育支援システムを導入して、保護者にはれんらくアプリを使ってもらうことで、お互いにきちんと連絡が取り合えるようになりました。
保護者から聞いた話だと、スイミングスクールやスポーツクラブなどで既にれんらくアプリを使っていたので「知っています、便利です」という声があったようです。また、隣りの幼稚園ではうちより早くバスキャッチを使用していたので、その園の卒園児の保護者とは、「バスキャッチ使っています」だけで話が通じましたし、使い方の説明は不用でした。

「デジタルとアナログのいいところを活かすことが大切です」と副園長の平本大輔先生。

保護者の利用申し込み登録は当日朝9時まで

学童保育支援システムの導入効果、運営の工夫などを教えてください。

1. その日の出席者が一目でわかる

市立の学童クラブなどでは、基本的に毎日来ることが前提になっています。るーむずは利用するときに利用申し込みをしてもらうスタイルです。ですので、スケジュールで見ると今日何人誰が来るのか、明日はどうなのかが一覧でわかるのがとても便利です。人数とメンバーで何をして遊ぶかのメニューが違ってきますからね。

保護者の利用申し込み登録は当日朝9時までとしており、何か急な出来事にも対応できるようにしています。急な利用の際は、児童本人が知らないことがないようにだけお願いをしています。

2. スマートフォンでも内容を確認できる

学童保育支援システムはパソコンやタブレットに加え、スマートフォンでも内容を確認したり、お知らせの送信などができます。以前はシステムに関連する内容を確認したい場合は、園まで来る必要がありました。学童保育支援システムはスマートフォンでも内容の確認ができますので、外出の際や休日に何かを確認する際はとても便利です。

3. 小学校との連携ができつつある

主に新1年生を対象にですが、6月頃までは小学校に「今日は何名で、誰々です」というお知らせをFAXで入れていました。新1年生は小学校はもちろんのこと通学にも慣れていません。そこで、小学校の下駄箱の前まで迎えに行っていました。時にはバスを使って、今でも行ける日にはお迎えに行くようにしています。

実は幼稚園と小学校の連携はできているようでできていないところもありました。お迎えで小学校の先生と顔を合わせる機会が増えましたので、るーむずを通じて小学校とのパイプが少しつながったと感じています。


るーむずでも幼稚園でも活用できる機能の提案に期待

るーむずの今後の予定、バスキャッチ・学童保育支援システムの活用予定がありましたらお教えください。

るーむずは市から補助金を貰っている事業ではありませんので、もっと利用人数は増やしていきたいと考えています。とはいっても定員は20名ですので、なるべく子どもたちと関わる時間を増やし、一緒に宿題をやったり遊んだり、長期休暇では課外授業を積極的に行うなど、るーむずらしさを育てていきたいと考えています。

バスキャッチ・学童保育支援システムの活用については、今使っている機能をより深く使っていきたいと考えています。わからないことがあった際は、チャットでサポートセンターに問い合わせをしています。電話とは違い、時間ができたときに見返したりもできるので、私はサポートではチャットを活用しています。

バスキャッチ・学童保育支援システム、並びにVISH株式会社へのリクエストなどありましたらお聞かせください。

兄弟でるーむずと幼稚園に通っている子どもたちがいるので、できれば両方のシステムを同時に開けるといいですね。例えば一緒に来るのか、別々なのかを確認したい際、ログインし直さないといけないですから。あとはお知らせの中の重要な一文、例えば締め切り日などに色がつけられるといいと思います。
これは幼稚園のケースですが、入退室打刻画面が出っぱなしにならないようにできませんか。料金を含んだ画面なので、スクリーンセーバーみたいな機能とかあるといいですね。

るーむずだけでなく幼稚園でも活用できる機能のご提案や、他の園での活用方法などの情報提供に期待しています。

平本大輔副園長(左)と弊社齊藤(右)

放課後児童クラブ るーむず様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。


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放課後児童クラブ るーむず

http://tsubasa.ac.jp/放課後児童クラブ「るーむず」/

取材日時 2023年9月