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学校法人長岡学園 清田幼稚園様

「園支援システム+バスキャッチ」は、
園児管理に特化した「ぶれない」システム開発を
続けていることを高く評価しています。

学校法人長岡学園 清田幼稚園 常務理事 長岡俊宏様(左)園長 髙村 誠様(右)

札幌市清田区にある清田幼稚園は、1969年4月に開園し、設立55周年を迎えました。「のびのびとあそびまなぶ」をコンセプトに、登園時、降園時の自由遊び時間をたっぷりと取り、子どもたちの主体性、やってみたいという心を育てています。清田幼稚園では2019年2月より「園支援システム+バスキャッチ」を導入して、活用しています。導入の経緯や導入効果、工夫している点などについて、学校法人長岡学園 清田幼稚園 常務理事 長岡俊宏様にお話を伺いました。


「のびのびとあそびまなぶ」

清田幼稚園について教えてください。

清田幼稚園は1968年12月に幼稚園の認可を受け、1968年4月に開園し、設立55年周年を迎えました。現在、園児は約160名が在籍しており、年長・年中は各2クラス、年少が3クラス、満3歳児クラスが2クラスとなっています。職員は私と園長を含め総勢で38名です。また、園長は現園長の髙村園長を含め、歴代小学校の校長先生を務めた方をお迎えしています。やはり幼稚園は小学校、義務教育及びその後の教育の基礎を培うことが目的となりますので、小学校との接続も考慮して、このような体制となっています。

きよた幼稚園のWebサイト

当園は「のびのびとあそびまなぶ」をコンセプトにしています。特別といえるほどの特徴ではないと思いますが、他の園と比べると自由遊びの時間を長く取っていることが特徴です。朝は8時30分の登園から10時までの1時間30分、帰りは13時30分から15時の降園までが自由遊びの時間です。お迎えの保護者の方には15時まで来ていただくようお話ししています。
遊びの時間をたくさん持つことを通じて、遊びの中で子どもたちが成長したり、それを発展させたり、ときにはケンカをしたりといったことに、ゆったりと向き合うことが幼児期にはものすごく大事なことと思っています。遊びの時間は学年やクラスに関係なく自由に遊んでいます。園内は中も外も、お山や森もどこへ行ってもいいとしています。子どもたちは遊具なども自由に使って遊んでいます。もちろん遊具などには先生がきちんとついて見守り、フォローが必要な際には手を差し伸べます。実は大きめの遊具、スエーデンのハグス社の遊具を2021年に設置しました。日本の安全基準とは異り、自分の力で上まで登って行ける子だけが上で遊べるものです。この遊具に関しては、園児が集中すると危ないので学年単位にするなど、先生が常に見守っています。

ハグス社の遊具を入れた理由は、子どもたちの主体性、やってみたいという心を育てたいと考えたからです。安全安心でチャレンジがなく、ケガをしないように作られた遊具で、ケガをしないようにだけに注目しすぎると、子どもたちの主体性が本当に伸びるのだろうか、疑問を抱きました。
それまでは危ない、止めよう、といった禁止ワードが園内でも遊びの中でも非常に多かったと思います。子どもが危ないことをしようとしたら、理由も聞かずに制止していました。もちろん本当にケガをしたら、それは不適切保育につながってしまいます。
ですから、見るところはしっかりと見て、チャレンジさせるところはチャレンジさせる文化にしていきたいと考えたのです。子どもたちの主体性を伸ばすには、当園の文化を変える必要もあります。ハグス社の遊具がその一つのきっかけになればいいし、職員の文化も変わっていくと良いと思います。
実際に子どもたちにも自分でいろいろなことを考えてできる、ということが伝わりつつあるようです。園内でも何を特徴とする幼稚園なんだろうと、園の方向性について先生たちと話しあって、出てきたのが「のびのびとあそびまなぶ」です。みんなで考えたコンセプトを掲げて、子どもたちと一緒に成長していこうと思います。

園庭に設置されたスエーデン ハグス社の大型遊具

元SEの直感が、目的意識がはっきりしている点を高く評価

清田幼稚園では2019年2月から、VISH株式会社の「園支援システム+バスキャッチ」を運用して活用しています。導入のきっかけを教えてください。

私の前職はシステムエンジニア(SE)ですので、9年前の入職時点から何らかのシステムの導入は不可欠だと考えていました。インターネット検索などで「園支援システム+バスキャッチ」を含めて、いろいろな幼稚園の管理システムを比較しました。その中で、元SEの直感でこのシステムだ!と感じたのが「園支援システム+バスキャッチ」です。
実際にVISH株式会社と打ち合わせをして、導入を行ったのは2018年ですが、実は2017年にもVISH株式会社に問い合わせを入れていました。このときは職員の不安な気持ちに配慮して見送りました。

2018年になると保護者が使っている携帯電話がガラケーではなく、スマートフォンが主流なりつつありました。タイミングとしては導入に良い時期になったと思いました。導入するシステムもスマホアプリが使えるものが良いと思い見てみると、「園支援システム+バスキャッチ」にはれんらくアプリが既にありました。
そこで改めてVISH株式会社に連絡を取り、2018年11月にプレゼンをしてもらい、職員にも内容を説明しました。不安もあるだろうけれどやってみようと契約し、12月から導入を行いました。そこから体制を整えつつ、2019年2月から試用をスタートさせ、4月の新学期から本格運用を開始しました。

元SEの直感は、「園支援システム+バスキャッチ」のどの部分に反応したのですか。

GPSを使ったバスの運行管理に特化したシステムでスタート、その特徴を活かしながら園児や園の管理に特化の範囲を広げています。つまり、もともとの「園支援システム+バスキャッチ」の方針はぶれておらず、そこに必要なオプションを継ぎ足していける点を高く評価しました。システムの強みである部分が、自分が解決したかった部分でもあります。実は管理システムも口座振替も別々のシステムは入れていたんです。それらを「園支援システム+バスキャッチ」に載せ変えています。

「園支援システム+バスキャッチ」に決めた理由は、専門性の高いところと、目的意識がはっきりしているところが、導入の決め手です。元SEとして開発を行っていた立場から見ると、システムはどうしても手を広げたくなるんです。その結果、中途半端になってしまうことは自分でも経験してきました。ですのでぶれない、目的意識がはっきりしている点を高く評価しています。

「元SEの直感で、園支援システム+バスキャッチだと思いました」と清田幼稚園 常務理事 長岡俊宏様

コロナ禍で職員の意識が変わる

「園支援システム+バスキャッチ」の導入はスムーズに進みましたか。

最初はメール配信から使い始めました。バスの運行でも実際には「園支援システム+バスキャッチ」で管理していても、保護者には公開せずにテスト走行としていました。
とにかく職員全員に「園支援システム+バスキャッチ」に触ってもらうことを第一として、これまでの紙の文化から変わっていけるようにしました。

ただ、現実にはメール配信でできるのに、いままで通り紙のお便りを出すために印刷して、紙を切って、子どもたちのカバンに入れるということも残っていました。そこは少しずつ減らしていこう、働き方改革を進めようと説明しました。

従来のやり方を一気に変えるのは難しいですね。

そうですね。2020年からのコロナ禍に際して、れんらくアプリやメール配信を導入していて良かったね、と全職員の意識が変わりました。非接触ということもあり、実質的に紙のお便りを渡すことはできなくなりましたから。そこから、あまり活用していなかった先生も含め全職員が「園支援システム+バスキャッチ」を活用するようになりました。いまでは紙のお便りはゼロです。

現在では、欠席・遅刻バス不要連絡、園バス運行管理、お知らせ・メール配信、園児管理、預かり保育管理、用品注文、オプションで保育料計算・口座振替、バスへのGPS搭載、外部連携サービスとして、きっつ(KitS)おうちえんを活用しています。

「コロナ禍で全職員の意識が変わりました」と清田幼稚園 常務理事 長岡俊宏様。

子どもたちに集中したり、自身の業務に集中できる

園支援システム+バスキャッチ」の導入効果、運用の工夫について教えてください。

1. 先生のタイミングで保護者に連絡
朝の時間が変わりました。以前は欠席の連絡などで電話が鳴り止まなかった朝の時間に、いま電話が鳴るのは1~2本です。欠席連絡などはれんらくアプリを通じて伝えてくれます。以前は保護者の都合がいいタイミングで電話連絡が来ていましたので、先生は自分の仕事を止めて対応する必要がありました。いまでは先生のタイミングで保護者に連絡が取れます。その分、子どもたちに集中したり、自身の業務に集中したりできる点が、働き方改革としては一番大きな点だと思います。

2. きっつ(KitS)おうちえんの導入で幼稚園の見える化を実現。
連携サービスの「きっつ(KitS)おうちえん」を導入し、紙のクラスだよりをドキュメンテーションでの配信、写真付きのコメントに2023年4月に切り換えました。また、おうちえんのポートフォリオ機能を使い、園児の成長記録を写真にコメント付きで保護者とやり取りできるようにしました。
保護者に対して園での保育の見える化が実現でき、格段に進めることができました。そして何よりも良いのは、れんらくアプリ一つで連携して使える、保護者からは見えるところが素晴しいと思います。

3. ノンコンタクトタイムの実現で、先生が企画を立てる時間を確保。
先生のタイミングで連絡ができることにも関連しますが、働き方改革でノンコンタクトタイムといわれているものが実現できています。その時間は子どもたちのことを考える時間にあてています。大きな違いとして、以前は年長に行事があって出かける場合、年少は何もやらずに園内で制作活動を行うことがほとんどでした。いまでは、先生がきちんと企画し計画を立てる時間が取れるため、年長が行事で園外に出かけるとき、年少は別行動で園外の行事を行ったりします。このように、学年ごとに独自の企画、行事などを立てて実行する機会がとても増えています。先生がいろいろなことを考えたり、企画・計画する時間がきちんと取れていることは大変うれしい限りです。

4. 園児の出席簿も「園支援システム+バスキャッチ」に。
コロナ禍を機に、それまで紙ベースで運用していた出席簿を「園支援システム+バスキャッチ」に切り換えました。ただ、電話連絡を受けた場合は、その内容を確実に登録しないと、出席簿として使えないことになります。切り換えに際して先生たちも協力してくれて、ベテランでも電話を受けたら、自身で「園支援システム+バスキャッチ」に登録するという流れができました。登録してあると、保護者は登録されたことがれんらくアプリでわかりますので、保護者の安心にもつながっています。


基本的な操作はすべて先生が行う

現在、「園支援システム+バスキャッチ」の操作はどなたが行っていますか。

現在ではメール配信からバスの運行管理まで、すべて先生たちが行っています。2023年9月から用品注文の運用もスタートし、商品登録などすべて先生たちが行い、私はノータッチでした。
ただ、何か困ったときや、設定に影響する内容、あるいはVISH株式会社のサポートに問い合わせが必要になる場合は、私がフォローします。
ですので、基本的な操作はすべて先生が行い、私は最終チェックを行うくらいです。

園支援システム+バスキャッチ」の今後の活用予定、VISH株式会社へのリクエストなどございましたらお教えてください。

今お話ししたように、今後は先生たちが主役になって「園支援システム+バスキャッチ」の活用をしていってくれると思います。そのサポートをするのが私の役割ですので、私のサポートをよろしくお願いします。
「園支援システム+バスキャッチ」へのリクエストとしては、スケジュール機能でも、園児管理のようにExcelで作成したデータをインポートできるとうれしいですね。年間行事予定はExcelで作成しますので、それをそのままインポートできるとずいぶんと楽になると思います。

これからも「園支援システム+バスキャッチ」はぶれずに開発を進めていってもらいたいと思います。そして使い方の工夫などの情報提供、ご提案もお待ちしています。

きよた幼稚園 園長 髙村誠様(中左)、常務理事 長岡俊宏様(中右)弊社・齊藤(左)

清田幼稚園様、
本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


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学校法人長岡学園 清田幼稚園

https://www.kiyota-youchien.ed.jp

取材日時 2023年10月