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福増幼稚園様

VISH株式会社の営業力・人間力、
コンサルティング的情報提供への期待が
「園支援システム+バスキャッチ」導入の決め手です。

学校法人三和学園 福増幼稚園様

千葉県市原市にある学校法人三和学園 福増幼稚園は1970年に認可を受けました。キリスト教教育の原則に基づき、三育教育(知育・徳育・体育)の調和のある発達を目的とした保育を行っています。学校法人三和学園 福増幼稚園/学校法人斎藤学園 青葉台幼稚園の理事長 宮田 元 様に「園支援システム+バスキャッチ」の導入と活用例、導入効果についてお話を伺いました。


三育教育(知育・徳育・体育)の調和のある発達を目的に

福増幼稚園について教えてください。

もともと私の叔母が幼稚園教諭をしており、幼児教育を行うために幼稚園を作りたいという思いを持っていました。その後、前理事長である叔父とともに市原市で実現したのが福増幼稚園です。1970年に幼稚園としての認可をいただいています。

教育方針・教育目標は設立当時から変わっていません。叔父・叔母がクリスチャンだったことから、幼児期に育つものこそ幼児期に育てるべきもの、というキリスト教教育の原則に基づき、三育教育(知育・徳育・体育)の調和のある発達を目的とした保育を行っています。知育・徳育・体育は単体で存在するものではなく、幼児期の生活の中で具体的な体験を通して総合的に発達するべきものです。私たちはこれらを細分化し、健康、人間関係、環境、言葉、表現の中にそれぞれある知育、徳育、体育の豊かな発達を促していきます。子どもたち一人ひとりの命の尊さを心に強く感じ、愛の精神をもって常に成長しながら三育教育を行っています。

現在、子どもたちは年少・年中・年長が各3クラスで合計201名が在籍しています。教員はパートを含めて23 名です。また、2021年より市原市内の学校法人斎藤学園 青葉台幼稚園を継承しており、こちらは3学年80名が在籍しています。青葉台幼稚園も2022年より「園支援システム+バスキャッチ」を導入しています。

学校法人三和学園 福増幼稚園の園舎・園庭

システムそのものよりも、営業担当を見極める

福増幼稚園では現在、VISH株式会社の「園支援システム+バスキャッチ」を活用しています。知ったきっかけを教えてください。

私は2013年に理事長を引き継ぎました。当時はまだ30代半ばで未熟だったため、同業の先生方ともっと関わり、学ばせていただく機会がほしいと思い、全千葉県私立幼稚園連合会の活動に積極的に参加しました。そこでVISH株式会社と「園支援システム+バスキャッチ」の話を他園の先生から何度もお聞きしていました。ただ当時、当園では別のシステムを使用していましたので、特に切り換える必要までは感じていませんでした。

その当時、福増幼稚園ではどのようなシステムをお使いだったのですか。

当園ではバス3台で各2コースの送迎を行っており、バスに関するシステムは2000年代前半から使用しています。最初は保護者から「バスの到着案内メールがあると便利だ」という要望を受けて導入しました。当時のシステムは、運転手がバス停を通過する際に電子手帳のボタンを押すと、保護者に「○○バス停を通過」というメールが配信されるものでした。その後、携帯電話の通信速度が向上したため、携帯電話を使用するシステムに変更しました。ただ、市原市の市街地では正常に作動するのですが、郊外に行くと電波が届きにくくなり、不具合が頻繁に起きていました。
その頃には、保護者へメールで連絡をすることも多くなっていました。

また、欠席の連絡は電話で受け付けていましたので、インフルエンザや風邪が流行る季節は、前日夕方と当日朝は電話に振り回される状況でした。

「時代の流れとしてシステム導入の方向に進んでいました」と宮田 元 様

その後、2017年に「園支援システム+バスキャッチ」を導入していただきましたが、何かきっかけはあったのですか。

2015年度から「子ども・子育て支援新制度」が開始され、事務業務が煩雑になっていました。同時に、働き方改革・ICT化といった言葉を頻繁に聞くようになっており、時代の流れがシステム導入の方向に進んでいきました。

園の管理システムとしての選択肢はいくつかある中で、連合会でも話を聞いておりましたが、千葉県内での導入実績も豊富な、VISH株式会社の「園支援システム+バスキャッチ」の話をまず聞いてみようと思いました。

VISH株式会社から「園支援システム+バスキャッチ」の話を聞いた印象はいかがでしたか。

私の感覚が他の方とちょっと違っているかもしれませんが、以前、不動産の営業をしていた経験もあり、どういう営業がやって来るのかに注目していました。なぜなら同様のシステムは他社にもあります。そのため、営業とのマッチング、合う合わないが大事になってきます。当園としては、今まで使っていたものをなくして新たに導入しますので、導入時にレスポンスが遅くては話になりません。さらに、導入時にはある程度信頼しておんぶに抱っこでお任せしたい。この思いに対応できる営業なのかを確認させてもらいました。

システムそのものよりも、営業担当を見極めたのですね。

そうです。当園に来てくれた営業担当は、自社の製品にすごく誇りを持っていて、製品に自信を持っていました。自社の製品を大事にする営業は、良い営業だと思います。こちらからの質問に対しても、すごく受け答えが良かったです。いろいろなことにレスポンスが早く、「確認しますので、少々お待ちください」と言う言葉は一切なく、その場で「この場合はこうです」とすぐに答えが返ってきました。これはいいな、と思いました。
そこで他社の話は聞くことなく、これで大丈夫だと確信して導入を決めました。

改めて、VISH株式会社の「園支援システム+バスキャッチ」を導入していただいた理由を教えてください。

これは導入後のおつきあいも含めての話になりますが、VISH株式会社の営業担当・サポート担当の営業力と人間力、そしてコンサルティング的な情報提供への期待が導入の決め手です。これらは、当園にいらしたVISH株式会社のどの営業担当でも変わらずにそう感じていますし、期待しています。
他園の先生にも節々でお話ししていますが、全国の情報、豊富な他園の情報をもとに、自社のシステムにこだわらずにコンサル的な話をしてくれる営業と出会うことは、園の経営にとって大きなメリットだと考えています。


保護者への連絡、保護者からの連絡は「れんらくアプリ」に

現在は「園支援システム+バスキャッチ」のどのような機能をお使いですか。

最初に使った機能としては、園児管理、欠席・遅刻・バス不要連絡、一斉メール配信、路線作成機能、バス到着案内メールなどです。それまでは、保護者がメールアドレスを持っていないと連絡はできませんでした。保護者との連絡手段が「アプリ」になることでメールアドレスの有無は関係ありませんし、ほとんどの保護者はスマートフォンを使用していました。それにより、電話での連絡は劇的に減りました。
ただ、市原市は田舎ですから、祖父母と同居しているケースも多く、ときには祖父母が電話で連絡をくださる場合もありますので、電話はゼロにはなりません。

同様のケースでは、保護者への連絡はメール配信がメインになっていますが、学年だよりやクラスだよりは紙も併用しています。先のように、日中は祖父母に子どもを任せているケースも多く、毎月の予定などをスマホ以外でも確認できる必要があるからです。

2022年4月から口座振替機能を、それに先立ち1月から預かり保育連絡 ・入退室管理機能をご活用いただくようになりましたが、その理由を教えてください。

「この年度から」と決めていたわけではありません。ゆうちょ銀行が、小銭の入金で手数料を取るようになったことと、銀行側の都合で取引支店が法人取引を停止することになったことが理由です。そのため、新たに口座振替機能が必要になり、今まで現金で扱っていた預かり保育の利用料なども現金を使わず、口座振替にしていく必要がありました。同様に用品注文機能も活用しています。
仕方なく、というと誤解がありますが、外的要因の方が強い導入でした。とはいえ、導入することで現金の取り扱いがなくなりましたので、担任の業務負担は軽減されていると思います。

「保護者との連絡がれんらくアプリになり、電話が劇的に減りました」と宮田 元 様

アナログなものでも、残すべきものは残していきたい

「園支援システム+バスキャッチ」を運用する上での工夫を教えてください。

「園支援システム+バスキャッチ」に園児管理機能がありますが、以前は教諭の質の向上という意味で、園児表を手書きで作成していました。具体的には判子などは使わず、きちんと園児名、保護者名、住所、電話番号、そして誕生日などを書いて作成していました。もちろん、今では園児管理機能を活用しています。
また今でも要録については「園支援システム+バスキャッチ」を使わずに、教諭の責任として手書きできちんと書いてもらっています。

このように、「園支援システム+バスキャッチ」を何でも活用してしまうことはいいのかな、という葛藤があります。
幼児期の子どもを持つ保護者は「みんな大変」というのが当たり前だと思います。こちらが一方的にシステムを導入することで、楽になっちゃうことは果たしていいことなのか。
それは教諭も同じです。教諭が持つ本来の実力ではなく、システムやオプションによって本人たちが強化されることで、自分の実力を勘違いしてしまうのは怖いと思います。課題に対して、自分で工夫をしてやり方を考えられればいいのですが「このシステムを導入すれば解決するじゃないですか」に全てがなってしまうのは怖い、と本気で心配しています。

システムを導入することで、単に便利になるだけではいけないのですね。

そうですね。教諭が保育に全力を注げる環境を用意してあげるのが、私たち管理部門の責任であって、そのためには「園支援システム+バスキャッチ」は非常に役立っています。
また、当園は離職率が低く、ベテランの教諭も大勢活躍しています。その分、ITスキルにはバラつきがあり、すべての教諭がパソコン操作が得意というわけではありません。
「園支援システム+バスキャッチ」の各種機能については、教諭の質や実力に関係なく業務が楽になる・軽減される機能を、今後レクチャーしながら徐々に増やしていきたいと考えています。

ただ、人と人とのコミュニケーションの部分や、教諭の質を担保しなければならない部分はアナログでも残して続けていきたいと考えています。
やっぱり人として、保護者として、教諭として必要な機能はなくさないようにしていきたいからです。それがアナログであったとしても、残すべきものは残していきたいと考えています。

ですから、財力があって何でもかんでもシステムを導入する、そういう幼稚園が良い幼稚園だと言われるようになるのは、本末転倒だと考えています。


直接お会いして、他社も交えていろいろな話をしていきたい

先生の言葉を肝に銘じて、今後も幼稚園・保育園・子ども園のお役に立てるよう努力していきます。最後にVISH株式会社、「園支援システム+バスキャッチ」へのリクエストがありましたらお聞かせください。

コロナ禍以降は開催していませんが、それまでは、夏の暑気払いと冬の忘年会は、教職員に加えて、関連している協力会社の方にも参加していただいて行っていました。教職員には「普段は20数名でやっているけれど、実はこうした人たちがサポートしてくれているのが福増グループなんだよ」ということを知ってほしいと思っています。協力会社の皆さんには、一同に会してお互いに話をすることで、新しい何かが生まれるかもしれないと考えています。それが今後の幼稚園業界のためになれば良いですね。

コロナ禍以降、なかなか触れ合える機会が減ってしまいましたが、VISH株式会社とは直接お会いして、時には他社も交えていろいろな話をしていければと考えています。引き続きよろしくお願いします。


宮田 元 様(左)と、オンラインで打ち合せをする弊社・柳田(右)

福増幼稚園様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。


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福増幼稚園様

https://www.fukumasu-kg.com

取材日時 2022年5月