あゆみキッズクラブ様
学童保育に通う児童の保護者が使っている「れんらくアプリ」を
あゆみキッズクラブ開所と同時に導入しました
あゆみキッズクラブ様
熊本県大津町の学童保育、あゆみキッズクラブは、2021年4月の開所にあわせて「れんらくアプリ」を導入して活用しています。「れんらくアプリ」の導入と活用について、あゆみキッズクラブ 管理者代行 大塚様、事務員 阪本様、学童指導支援員 古閑様に詳しくお話を伺いました。
2021年4月開所の学童保育施設
あゆみキッズクラブについて教えてください。
あゆみキッズクラブは2021年4月に開所した学童保育施設で、学童保育の対象となるのは熊本県大津町室立室小学校に通う児童です。学童保育施設は対象となる小学校に近い立地が望ましいことから、室小学校の裏側に位置し、道路を1本隔てただけの場所にある当園を、大津町からの要請に応えるかたちで開所しました。
現在、1年生23名、2年生1名、3年生5名、4年生1名、5年生1名の計31名が利用しています。
この場所では、もともと社会福祉法人秋桜会が大津あゆみ園という障がい福祉サービス事業所を運営していました。その移転の計画が進む中、大津町から最初は2020年4月の開所での打診がありました。ただ、大津あゆみ園の移転が完了してからということで、2021年4月の開所となりました。障がい福祉サービス事業所での実績を評価していただいての町からの要請と考えています。
室小学校の保護者が使っている「れんらくアプリ」を導入
あゆみキッズクラブでは現在、VISHの「れんらくアプリ」を導入しています。どのような機能を活用しているか教えてください。
現在活用しているのは、「欠席・遅刻連絡」、「おしらせ配信」、「アンケート」機能です。メインとなるのは毎日の「欠席・遅刻連絡」ですが、夏休みなど長期休暇の際は、事前に出席・欠席がきちんとわかるのでとても助かります。
2021年4月の学童保育施設の開所にあわせて「れんらくアプリ」を導入されましたが、導入の経緯について教えてください。
大津町役場の方と開所にあたっての打ち合わせを重ねていく中で、「保護者との連絡をどうしたらいいですか」と質問したところ、「大津町ではVISHの『れんらくアプリ』を導入している」と紹介されました。
そこでVISH担当者の連絡先を教えていただき、さっそく電話しました。その後は、私と大塚とで導入に向けての打ち合わせを行いました。
他のシステムは検討されたのでしょうか?
近所の学童保育施設2カ所にも同様の質問をしたところ、他のシステムを使っているといわれました。
ただ、あゆみキッズクラブは室小学校の児童しか受け入れませんので、室小学校の保護者が使っている「れんらくアプリ」の方が、保護者にとっての使い勝手がいいだろうと考え、「れんらくアプリ」の導入を決めました。
大津町では2019年度に町立幼稚園・保育園で「れんらくアプリ」を導入しています。私の子どもも「れんらくアプリ」が導入されている大津幼稚園に通っていましたので、スマホにはすでに「れんらくアプリ」が入っていたんです。
実際に欠席の連絡をしたり、写真で保育の様子を閲覧できたり、用品の注文ができたりと便利に使っていましたので、私も「れんらくアプリ」がいいと判断しました。
学童保育施設のすべての管理ができる
コスト面の検討はされましたか?
内部では「初期費用が結構かかるだろう」と話していましたが、まったくかかりませんでした。また月々のコストも使える機能とメリットを考えると費用以上の価値があると思います。
というのも「れんらくアプリ」はベースとなっている「園支援システム+バスキャッチ」の機能も使用できます。 学童保育施設と障がい福祉サービス事業所は地理的に離れているため、職員の出退勤管理をどのように行うか、なんらかのシステムを入れないといけないかもしれないと検討していました。それが「職員管理」機能を使用することで、 職員の出退勤管理ができましたので、追加のシステムの費用はかかりませんでした。
また、学童保育費用の計算も「預かり保育管理・保育料管理」機能で計算できますので、ひとつのシステムで学童保育施設のすべての管理ができるメリットはコスト以上のものがあります。
導入にあたって、職員の操作習得はいかがでしたか?
システムの習得では難しかった部分もありましたが、VISHのサポートもあり無事に習得できました。まだまだ不慣れなため、何か疑問があったりするたびにシステムの使い方を教えてもらっています。
児童の名前を登録する際に、間違えてしまうと保護者の方に大変失礼ですので、何度も確認しました。
保護者の方への「れんらくアプリ」のインストールのお願いはスムーズに進みましたか?
事前の説明会でインストールをお願いして、すぐにインストール、登録していただきました。室小学校では入学式の際、保護者にインストールのお願いをしたそうです。実はこちらの説明会の方が入学式より早かったため保護者によってはこちらの説明会でインスールしていたので、「れんらくアプリ」で室小学校を追加した方もいらしたようです。
また、私のように大津幼稚園に通っていた子どもが室小学校に入学した際は、幼稚園時代に使っていた「れんらくアプリ」に室小学校とあゆみキッズクラブを登録するかたちになります。
保護者が簡単に連絡できる
「れんらくアプリ」の導入効果について教えてください。
①保護者が簡単に欠席の連絡ができる
欠席の連絡は当日朝8時50分まで、としていますが、ほとんどの保護者の方は前日に連絡を入れてくれます。中には電話が苦手という保護者もいらっしゃいますので、アプリで簡単に連絡できることは大きなメリットだと思います。こちらとしても事前に欠席の状況が把握できることは、学童保育運営にとって準備がしやすくなります。
また、欠席の理由を書いてくださいますので、欠席後に出席した際、コロナ禍ということもあり、体調の変化などに注意しながら、学童保育を進められます。
②長期休暇の出席状況が把握しやすい
長期休暇に際して、早朝の受け入れ、定時の学童保育、夕方の延長の受け入れを行っています。この定時以外の早朝と延長についても、「れんらくアプリ」で予約をしてもらっています。そして簡単な操作で、日別、児童別の予約の一覧を見ることができます。
実際には書面や電話でこの長期休暇の予約受付をしたことがないために実感はわきませんが、書面や電話ではさまざまなミスが起きるなど、集計作業がかなり煩雑だろうと想像できます。
③アンケートで分散登校の内容を把握できた
新型コロナウイルスの関係で分散登校が実施されたことがあります。そして学童保育に出席できる児童は、分散登校した児童のみと町から連絡がありました。
分散登校はAグループ、Bグループに分けて実施されました。ただ、小学校もどの児童がどの学童保育に行っているかまでは把握していないようで、分散登校のグループ分けに関する情報共有はありませんでした。こちらでは学童保育の児童がどちらのグループかがわからないと運営に支障をきたすため、「アンケート」機能を使い、保護者に児童はどちらのグループかを尋ねたところ、すぐにグループ分けが把握できました。今日出席の児童を把握することができたので、大変助かりました。
「れんらくアプリ」は費用以上の価値がある
「れんらくアプリ」の評価を教えてください。
先にお話ししたように、保護者との連絡はもちろん、職員の出退勤管理や学童保育料の計算といった、学童保育の運営に関してひとつのシステムで管理できることは費用以上の価値があると思っています。
ただ、保育料の管理については、長期休暇の料金体系を複雑にしたためか、変更したためか、ちょっとうまくできていない部分もあります。
うまくできていない部分とは、どんなことでしょうか?
長期休暇の学童保育は1日に早朝、定時、延長と3つのパートがあります。早朝は7時30分〜8時、定時は8時〜18時、延長は18時〜19時です。それぞれに料金が設定されており、定時だけの児童がいたり、早朝+定時や定時+延長、そして早朝+定時+延長の児童がいます。
料金の設定に関してですが、たとえば延長の場合、18時10分には迎えに行けるという保護者の方がいらっしゃいました。そこで延長は1時間の料金のみでいいのかを検討して、30分延長と1時間延長にわけるなど、より使い勝手がいい学童保育にすべく変更を行いました。
そうした変更が料金計算を複雑にしてしまったのか、うまくいかない部分があります。こちらは再度VISHにサポートしてほしい部分です。 ※10月の秋休みの前にオンラインでサポートし、解決しました。
「れんらくアプリ」をお使いいただいてのリクエスト、VISHヘのリクエストがありましたらお教えください。
導入当初はスマホで見ることができなかったパソコン版の画面を見ることができるようになり、どこにいても学童の状況が把握できますので、とても便利に使っています。
また、私だけかもしれませんが「れんらくアプリ」の登録施設が4つあります。それは大津幼稚園、室小学校、あゆみキッズクラブ、そしてあゆみキッズクラブの職員用です。アプリへの通知音はすべて同じなので、施設ごとの通知音を変更できると、どこからの通知かわかるので、可能かどうかも含めご検討をお願いします。
今後とも小さなことから面倒なことまで、幅広いサポートをよろしくお願いいたします。
小学校・中学校向け「れんらくアプリ」にご興味を持って頂けるようでしたら、お電話やリモートツールを活用したデモを実施致します。
また、無料の資料発送も行っておりますので、ご用命の際は下記のフォームよりご依頼ください。
あゆみキッズクラブ様
取材日時 2021年9月