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札幌そろばんファクトリー 様

振替のために使っていた数十時間の労力が、
「スクール管理システム+バスキャッチ」の導入でゼロに。
そろばん指導に、より多くの時間を使えるようになりました。

札幌そろばんファクトリー 工場長 若松尚弘様(珠算・暗算十段)、副工場長 若松彩様(珠算・暗算十段)

2013年に札幌市東札幌でスタートした札幌そろばんファクトリーは、この10年間で十段合格者29名を輩出しているそろばん教室です。ただ、生徒数が増えるにつれて、保護者と生徒のために行っている振替に関する業務が、本来の指導を圧迫しかねない大きな課題となっていました。その課題を解決すべく2021年8月に導入したのが、VISH株式会社の「スクール管理システム+バスキャッチ」です。導入前の課題、導入の経緯、そして導入効果などについて、札幌そろばんファクトリー 工場長 若松尚弘様、副工場長 若松 彩様に詳しくお聞きしました。

全生徒に珠算式暗算を正しく身につけてもらう

札幌そろばんファクトリーについて教えてください。

札幌そろばんファクトリーは、2013年4月に札幌市白石区東札幌でスタートした、珠算・暗算十段の夫婦がやっているそろばん教室です。同じ場所で母親が約30年にわたり、教室名もないままそろばん教室を開き、近所の子どもたちに教えていました。そこに教室名を付けて、カリキュラム、料金体系を整備して再スタートしました。
母がそろばんの先生だったこともあり、小さい頃からそろばんに親しんでいたので、珠算、暗算の素晴しさを多くの人に伝えたいという思いはありました。ただ、将来が保証されている公務員として働いていたこともあり、周囲に退職したり、独立する人はほとんどいなかったので、「公務員を辞めてそろばん教室を始めよう」という勇気がなかなか出ませんでした。そんな、モヤモヤを感じつつ過ごしていたある日、乗っていた電車がトンネル内で全焼するという事故に遭遇し、死への恐怖を感じながら煙で充満した真っ暗なトンネル内を歩き、なんとか出口までたどり着くという経験をしました。その経験を経て、人生は一度しかないことを強く感じるとともに、それまでモヤモヤしていた視界がパッと明るくなり、公務員を辞めてそろばん教室を開く決心がついたのです。この事故が無ければ、もしかしたらまだ公務員を続けていたかもしれません。

私は、運良くその事故の直後にそろばん日本一になることができ、妻も平成30年度にそろばん札幌一になったことがあります。そろばん日本一経験者がそろばん教室を開くと、一気に生徒が集まることも多いのですが、残念ながらそんなことはありませんでした。体験授業の電話もなかなか鳴らなかったですし、夫婦2人で1人の生徒に指導したこともあります。ただ、開塾当初から「スピード感をもって上達させること」を徹底してきましたので、そうした姿勢が口コミで広がり、毎月1人ずつくらいのペースで徐々に生徒が増えてきました。現在は、下は年長さんから上は75歳まで、小学生、中・高校生、大学生、社会人の140名の生徒がいます。

今回インタビューに応じていただいた工場長の若松尚弘様と副工場長 若松彩様

札幌そろばんファクトリーの指導方針について教えてください。

当教室は全生徒に珠算式暗算を正しく身につけてもらうことを教育方針の大きな柱とし、「大人になっても使える暗算力」の養成に重きを置いています。
指導方針は下記の3点となります。
 1、たしかな暗算力の養成
 2、より早い上達を目指す
 3、人としての成長もサポート

そろばんの技術のみならず、そろばんというツールを通じて、人間的にも大きく成長してほしいと願っています。「そろばんで人を創る」を信条に、当教室が輝く大人を創る工場のような存在でありたいと考えています。
「ここでそろばんを習って良かった」「生涯役に立った」と思ってもらえるように、また、どこに行っても恥ずかしくないように、心を込めて教育しています。

また、カリキュラムは個別に作成しており、毎回、一人ひとりに「今日の練習メニュー」があります。個別にメニューを組むのは時間もかかる大変な作業なのですが、生徒皆さんが最も効率的に上達していくために、その方法を選んでいます。
11年目を迎えた当教室では、これまでに珠算十段11名、暗算十段18名、のべ29名(令和5年4月現在)の十段合格者を輩出してきました。指導をする私たちもいまだ現役の選手として日々自己研鑽を続けて、高みを目指しています。
「十段のその先」も指導し、子どもたちの無限の可能性を引き出していきます。

札幌そろばんファクトリーでは多くの生徒が暗算検定最高段位に合格
札幌市白石区にある札幌そろばんファクトリー

振替業務に割く労力をなくしたい

札幌そろばんファクトリーでは2021年8月に、VISH株式会社の「スクール管理システム+バスキャッチ」を導入されました。導入のきっかけを教えてください。

一番困っていたのは、振替に関する作業です。振替用紙を保護者にお渡しして、生徒の名前と振替希望日程を書いて、授業のときに持ってきてもらいます。書かれた内容で振替授業が取れる場合は、振替用紙の提出で振替日程が確定となります。希望日程で振替授業が取れなかった場合は、「申し訳ありません。満席です。」と記載して振替用紙を戻します。しかも、この振替に関する業務はできるだけ授業中に行う必要があります。と言うのも、いただいた振替用紙で振替日程が確定ならいいのですが、希望のコマが満席の場合は、授業中にその旨を記載して、授業終了時までに生徒に返してあげたいからです。本来は指導に集中したい授業中ですが、振替の処理を行うために、授業に影響が出ることもありました。生徒数が少ない頃は紙での振替処理でもなんとかなったのですが、生徒数が100名近くになると、紙での管理は限界に来ていると感じていました。
指導に直結することなら、いくら大変でもやりがいがあります。しかし指導に直接関係ない業務なので、そこに労力を割かなければならないことは大きな課題でした。

また、当教室は授業のコマ数がとても多く、週29コマあります。そして基本は週2回の授業となっているのですが、多い生徒は週3回以上、ほぼ毎日の生徒もいます。こうした生徒の振替は確認する日程数も多くなります。保護者の中には我が子がいつ休んだのかがわからなくなり、電話で問い合せてくることもありました。出欠や振替はExcelで管理していましたが、休んだ日を全て調べて回答するのもなかなか大変です。こうした状況をなんとかすべく、ネット検索でシステムを探しました。

どんな言葉でネット検索をされたかご記憶ですか。

「振替管理」+「習い事」だったと思います。いくつかのシステムが出てきましたが、それらを拝見していく中で、一番惹かれたのがVISH株式会社の「スクール管理システム+バスキャッチ」でした。第一印象は使いやすそうだなと感じたことと、何か融通が利きそうという印象もありました。

そして無料のオンライン説明会に申し込んで、直接、説明を聞きました。お話ししたように当教室の振替の内容は複雑ですし、授業のコマ数も多いので、それに対応できるのかという不安を抱いての参加でした。ただ「こんなことできますか」という質問に対しては、全部できます、という返事でしたし、説明もすごくわかりやすかったですね。これは頼りになりそうだなと感じましたし、月額の利用料も納得できる金額でした。

ですので、ほぼ即決でした。正直なところ、説明会に参加するときは、導入しようとまでは思っていませんでしたが、内容に惹かれ、迷いなく導入を決めました。

「スクール管理システム+バスキャッチ」の導入はスムーズに行えましたか。

はい、VISH株式会社にサポートをしてもらい、スムーズに行えました。導入に関する不安もありましたが、杞憂でしたね。ただ、当時の「スクール管理システム+バスキャッチ」は授業のコマ数の上限が週10コマでした。しかし、当教室は週11コマ以上の選手コースがありますので対応をお願いしたところ、ほどなく11コマ以上でも運用できるよう設定をサポートしていただけました。システムを各教室に合わせてカスタマイズしてくれそうという印象通りの対応で、とてもありがたかったです。

実際の振替申込については、従来の振替用紙と「スクール管理システム+バスキャッチ」の振替機能を約1ヵ月間併用しました。その期間分からないことや、設定がうまくいかない点については、VISH株式会社のサポートに連絡して、対応を教えてもらいました。この併用期間で私たちも操作に慣れましたし、保護者もれんらくアプリでの振替に慣れてもらいました。

現在使用している機能は、スクール管理機能、WEB振替・欠席連絡、メール配信ですね。

「振替の業務は指導に直結しないため、そこに労力を割きたくなかったですね」と工場長の若松尚弘様

振替業務でパソコンに向かう数十時間がゼロになった

「スクール管理システム+バスキャッチ」の導入効果について教えてください。

1. 振替のためにパソコンに向かう時間がゼロになった。
振替を入力するためにパソコンに向かう時間はほぼゼロになりました(保護者が入力できなかった振替を入力してあげることはあります)。生産的な作業ではなかったので、無くなってホッとしていますし、おかげで純粋な指導に専念できています。1日1時間としても毎日のことですから、1ヵ月だと数十時間です。これが無くなったのは大きいですね。

2. 保護者が振替用紙を書く手間もなくなった。
保護者にとっても、子どもの授業日程と休んだ日程を照らし合せて、振替用紙に記入する手間が無くなりました。24時間自分の都合がいい時間にれんらくアプリで振替を申し込めるのも使いやすいと感じてくれています。れんらくアプリを開けば、自分の記憶を頼りにすることなく、休んだ日と振替可能日程が表示され、そこから選択するだけです。いつでもスマホで確認することができますから、メモを取ったりする必要も無くなりました。

昨年、保護者にアンケートをとった際、「振替アプリ、最高!」と書いてきた保護者もたくさんいました。なぜ他の習い事ではこのアプリを入れてくれないのだろう、という意見が書かれていたほどです。ある保護者は、「れんらくアプリ」のことを「神アプリ」と呼んでくれています(笑)。

3. 事前に出席者が確認でき、個別メニューが作成しやすくなった。
当教室は一人ひとりにあわせた個別の練習メニューとなっています。授業の出席者に合わせて個別メニューの作成をするのですが、「スクール管理システム+バスキャッチ」で正確な出席状況がわかるので、授業の準備がしやすくなりました。ちなみに振替などについては授業前日の19時を締切りとしています。

4. メール配信でこまかく連絡できる。
当教室から保護者への連絡は、以前は月1回のおたより「Factory News」だけでした。札幌は雪も降りますので、12月~3月までの4ヵ月はウインタータイムを導入し、土曜日の朝は7時始まりを、7時30分始まりとして30分繰り下げています。この切り替え時期は、毎年時間を間違えてくる子が数名いたのですが、今は切り替え直前に、時間が変更になるお知らせを配信できますので、間違える生徒はいなくなりました。

また、新型コロナが始まった頃はまだ「スクール管理システム+バスキャッチ」導入前でしたので、お休みの連絡は全員に電話をしていました。今ならメール配信できますし、開封確認もありますので、すごくありがたいですね。

生徒・保護者様向けのおたより『Factory News』は自主編集で作成

5. 新しい授業をすぐに作れるし、人数制限もできる。
今年の元旦、朝7時から「はじき初め」という授業を行いました。また、普段は夜9時に授業が終わるのですが、夜9時開始の「怖~い授業」というお楽しみ授業も行いました。これらの授業のアイデアが浮かんだら、「スクール管理システム+バスキャッチ」に登録して、簡単に保護者にお知らせすることができます。そして申し込み状況もすぐに確認することができます。
また、通常2名での指導ですが、都合で1名になる際は、授業の人数制限を行って、1名で指導できる人数とすることも可能です。イレギュラーな授業を作る、受け入れ人数を増減する、それらをすべてタイムリーにオンラインで反映できるので、理想とする授業体系に少しずつ近づいています。

6. 当教室の都合に合わせたアップデートがある。
先ほど、週11コマ以上のコースを登録できるように対応してもらったと話しました。その他にも、規定の授業回数以上通うことができる、「追加のチケット」を使用できるようにするなど、さまざまな対応をしてもらっています。

「工場長が振替のためにパソコンに向かう時間がゼロになりました」と副工場長の若松 彩様

絶対につぶれてほしくない

「バスキャッチ・スクール管理システム」の評価を教えてください。

振替にかける時間がまったく無くなり、当教室も保護者もたいへん助かっているので、評価としては非常に高いです。お願いがあるとすれば、VISH株式会社には絶対につぶれてほしくないということです。もしつぶれたら、また以前のような紙での振替はもうできないと思います(笑)。それくらい、当教室を支える大切なシステムになっています。

いろいろなアップデートに感謝

「スクール管理システム+バスキャッチ」の今後の活用予定やリクエスト、VISH株式会社への期待などがありましたら教えてください。

月謝については金融機関の引き落しを利用しています。「スクール管理システム+バスキャッチ」にも同様の機能のオプションがあることは把握していますので、必要に応じて検討したいと思います。
現在、課題と感じているのは検定試験の検定料の集金です。当教室は全国珠算教育連盟に加盟していますので、当教室で検定の申し込みができますが、検定料は現金での納入となります。検定試験は2ヵ月に1回ありますので、2ヵ月おきに検定料としてたくさんの現金が集まります。これがキャッシュレスで処理できるようになるととても便利になると考えています。ぜひ、ご検討ください。

たまに、知り合いのそろばん教室から「スクール管理システム+バスキャッチ」についての問い合わせがありますが、そのときは熱弁を振るって紹介しています。皆さん、振替や生徒の管理には困っていると思いますので、システムで手間を省いて、その分指導に集中できるようになればいいですよね。

こちらの仕組みに合わせるかたちでいろいろとアップデートをしていただけて、とても感謝しています。まだまだいろいろとお願いすることが出てくると思いますので、引き続きサポートをお願いします。また、こんな使い方が便利、といった情報もお待ちしています。

今回インタビューに応じていただいた若松尚弘様と若松彩様(2023年4月)



札幌そろばんファクトリー 若松様、今回は貴重なお話をありがとうございました。


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札幌そろばんファクトリー

取材日時 2023年4月